フリーランスは小さく始めて大きく育てる

フリーランスへの第一歩:小さく始める

私は会社勤めの経験は7〜8年ほどしかなく、
30代半ばからはずっと自営業を続けている。

自営業者という言葉が古臭いからという意味ではないが、
自分ではフリーランスとかフリーエージェントという捉え方をしている。

何故かと言えば、自営業者といっても、社員は私1人と秘書1人の2人だけの最小限のマイクロカンパニーだからだ。

デジタル化による雑務の軽減

私が会社勤めから独立して個人事業主となり、
やがて法人化したのは売り上げが大きくなったこともあるが、
税務申告や会計処理等が複雑で、
そういった雑務に時間を取られたくなかったからだ。

しかし今ではネットで確定申告や色々な手続きが出来るようになり格段に便利になった。

もし会社の規模がもう少し小さかったら、
わざわざ法人などにせず、
個人事業主でも充分やっていけたと思う。

フリーランスならではの贅沢 時間と人間関係の自由

いま会社勤めでスキルを磨きながら、将来のフリーランス化を目指している人たちは恵まれていると思う。

様々な雑務がデジタル化によって以前よりも格段に楽になっているからだ。

フリーランスのハードルが低くなったとは言え、独立はなかなか勇気が要ることだ。

必要なことは、
どんな事でも良いので「好きなことを副業にする」と、
小さく始めて大きく育てるということだ。

海外セミリタイアライフへの道

最初の収入は、極端な話が1回の副業で1万円とか5千円でも十分な収入だと思う。

起業のために資金を蓄えている人もいると思うが、最初から大きな投資をするのは非常にリスキーなので、とにかく初期投資のかからないビジネスの方が良いと思う。

経験してほしい事は贅沢

フリーランスならではの贅沢というのは、
金銭的なこともあるが、
何よりも時間や人間関係に束縛されない自由だ。

だから売り上げの拡大を優先して無理な営業をしたり、無理な人間関係を作るのでは何のための独立かわからない。

時間と人間関係から解放されれば、
私が提唱している海外セミリタイアライフに一歩ぽ近づくことになる。

私もそうだったが、
海外でプール付きのコンドミニアムでのんびりと仕事をしながら、
週一回メイドさんに来てもらう生活を味わうと、誰でも「ずっと、こんな生活がしたい」
と考えるようになる。

そのコストは、コンドミニアムの家賃が月に7~8万円、メイドさんに週一回来てもらうのはわずか1万円あればできることなのだ。

FIREの資金や老後の資金をコツコツと貯めている人の中には、「贅沢は敵だ」というようなストイックな考えに固まっている人もいるが、私は違うと思う。

パワーを高めてくれる 必要十分な贅沢

無駄な浪費ではなく、リラックスできる時間や体験はフリーランスのパワーを高めてくれるので、必要十分な範囲で贅沢をするべきだと思う。

それが日本国内となれば、ただ高いだけの浪費に終わるか、そもそも高すぎて手が出ない。

外国人向けコンドミニアムでメイド付きの生活をするだけではなく、ビジネスクラスに乗ったり、空港のラウンジを利用するなどの体験はモチベーションを高めてくれる。

こういったことも税金のカード払いや、Google広告の代行業務で効率よくマイルを稼ぐことができるので、発想の転換をすればローコストのセミリタイアメントライフは誰でも可能なのだということを知ってもらいたい。